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みずこゆる かどたのかりほ せきとめて
としあるあきの さととなしける
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神亀年間(724〜29)、行基菩薩により開基されたと伝える観音寺の本尊も「行基七観音」のなかの一体である。
元文6年(1741)の「肥前国高来郡田結山観音寺略縁起」によると、夏の有る晩に洪水(または津波)が襲い、刈り取られて干してあった稲穂が流されそうになったが、誰かの手で稲はみんな結び留められ、流失を免れたとされ、村人たちは、これは観音さまのお慈悲だと喜び、山号の田結はそこに由来するという。
御詠歌の「水越ゆる 角田の仮穂 せきとめて としある秋の 里と成しける」も、その縁起伝承を表しているが、水害と干拓を繰り返すこの地ならではのもの、といえるかも知れない。癌封じの観音様としても名高く信仰を集めている。
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聖観世音菩薩 |
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行基菩薩 |
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曹洞宗 |
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〒854-1100 長崎県諫早市飯盛町里118 |
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0957-49-1668 |
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本堂
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西国三十三カ所
霊場の石仏
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長崎県特有の
石造のアーチ門
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田結の名は洪水の際稲が御利益により結ばれたことが由来 |
本尊聖観音は
市指定文化財 |
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