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ありがたや ながれもつきぬ きよみずの
ふかきちかいは たのもしきかな
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本尊の十一面観音は運慶作とも延鎮作ともいわれるが、もと京都清水にあったもので、清水寺光乗院に止住していた慶順が、この尊像を護持して長崎を訪ねた時、白い光を放つ瑞光石(薬師石)のあるのを見つけ、ここを霊地と定めて堂宇を建て尊像を安置したのが、清水寺のはじまりと伝える。建物は京都清水の舞台になぞらえたといわれ、そのため当初は京都清水寺の末寺で、法相・真言の両宗を兼学していたという。
寛永4年(1627)には島原城主松倉重政公により堂前に瓦が敷かれ、石欄がはり巡らされた他、寛永10年(1633)には末次船の大額が、御朱印船の船頭本庄左衛門などから奉納されたとされ、梵鐘も含め、それらは市の文化財に指定されている。
現在の本堂は寛文8年(1668)に在留唐人何高材の寄付で改築されたもので、県の文化財に指定されている。
境内からは眼下に長崎の市街が眺め、中国風の石柱門をはじめ、本堂や前庭、灯籠などにもどことなく異国情緒が漂う。
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千手観世音菩薩 |
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慶順僧都 |
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真言宗霊雲寺派 |
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〒850-0831 長崎県長崎市鍛冶屋町8番13号 |
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095-823-3319 |
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095-820-5805 |
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解体修理を終えた本堂
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奇縁氷人石は
縁結びにご利益有り
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境内からは
稲佐山を望める
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大浦慶も参詣した
聖天堂 |
大師堂では写経を
行うこともできる |
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