よのなかの うさをいとわぬ ためしとて
ちりにまじわる あとぞとうとき


 全国4万余社の八幡宮の総本社である宇佐八幡宮(宇佐神宮)の北側にある大楽寺は、元弘3年(1333)、宇佐八幡大宮司の到津公連が、奈良西大寺の道密上人を開山に迎え、後醍醐天皇の勅願寺として建立されたと伝わる。そのため、はじめは西大寺末の真言律宗であったが、後、高野山真言宗になった。
 当初は「八幡宇佐宮大楽寺」と号されていたが、やがて大宮司家の菩提寺として「宇佐宮大楽寺」と号するようになったといわれる。
 宇佐と太宰府は九州仏教の二大源流であり、大楽寺は8世紀に創建された宇佐八幡神宮寺(弥勒寺)別当職として、現在も、寄木造の弥勒仏坐像(重文)はじめ、その脇士の法音輪・大妙相菩薩立像、また、四天王像4体(国重文)他、絹本着色仏涅槃図(重文)などの平安諸仏を安置し、信仰道場であると同時に、仏教文化財の宝庫ともいわれている。

如意輪観世音菩薩 道密上人
高野山真言宗
〒872-0102 大分県宇佐市南宇佐2077番地
0978-37-0356 0978-37-0518


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まえの札所 つぎの札所
霊場本尊を祀る持仏堂

真言密壇の本堂内陣

境内の
石造五大明王像

木造弥勒仏三尊像 大師堂


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